有段者の選手クラスがさらなる修業のために
習得する形。
いずれも糸東流系の最高級の形です。

有段者が習得しておくべき形。
(*は全日本空手道連盟指定形と同じ)
錬武舘流は糸洲安恒師の流れを汲むため、
当会では糸洲系(糸東流系)の形を中心に
修錬します。




有級(一級まで)のうちに習得しなければならない流派の基本形。
なお、平安の形は、拳聖 糸洲安恒師が空手道
普及のために創作されたものです。公相君大を分解したものと言われています。
流派によっていくらかの差異があります。

形について

真錬会では主に以下の「形」を修錬します。

基本形  太極
       四方受け蹴り
       平安(ピンアン)初段
       平安(ピンアン)二段
       平安(ピンアン)三段    
       平安(ピンアン)四段
       平安(ピンアン)五段
       内歩進(ナイファンチ)


上級形  公相君大(クーシャンク―ダイ)
       抜塞大(バッサイダイ)*
       征遠鎮(セイエンチン)*     
       二十八歩(ニーパイポ)*     
       松村鷺牌(マツムラローハイ)* 

               
より高度 北谷屋良公相君(チャタンヤラクーシャンク―)
な形    泊抜塞(トマリバッサイ)
              松村抜塞(マツムラバッサイ)
       等
       
       

【平安(ピンアン)初段より】


【抜塞大(バッサイダイ)より】


【北谷屋良公相君(チャタンヤラクーシャンクー)より】


昇級昇段規定
※( )内は帯の色

九級(黄):【その場基本】中段突き 【移動動作】中段追い突き、上段受け、前蹴り 【形】太極、四方受け蹴り

八級(黄):【その場基本】中段突き 【移動動作】中段追い突き、手刀受け、廻し蹴り 【形】ピンアン初段

七級(橙):【その場基本】中段突き 【移動動作】中段追い突き、上段受け(後退時逆突き)、前蹴り・中段追い突き 【形】ピンアン二段

六級(橙):【移動動作】中段追い突き、支え受け、内受け(後退時逆突き)、前蹴り・中段連突き 【形】ピンアン三段

五級(紫):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、外受け(後退時連突き)、前蹴り・横蹴り 【形】ピンアン四段

四級(緑):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、外受け(後退時連突き)、前蹴り・横蹴り 【形】ピンアン五段

三級(茶):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、前蹴り・廻し蹴り 【形】ナイファンチ 【組手】約束組手

二級(茶):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、前蹴り・廻し蹴り 【形】バッサイ大 【組手】約束組手

一級(茶):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、上段刻み突き・中段逆突き・前蹴り 【形】セイエンチン 【組手】約束組手 

初段(黒):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、上段追い突き・中段逆突き・前蹴り 【形】クーシャンクー大 【組手】自由組手 

二段(黒):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、前蹴り 【形】ニーパイポ、マツムラローハイ 【組手】自由組手

三段(黒):【移動動作】中段追い突き、手刀受け、前蹴り 【形】バッサイ大、セイエンチン、クーシャンクー大、ニーパイポ、マツムラローハイの中から1つ及び得意形1つ 【組手】自由組手

※初段には準指導員、二段には指導員の資格を授与します。
  四段(師範代)以上の高段位は日本錬武舘流空手道宗家が審査します。